坐骨神経痛
2018.04.19
 坐骨神経痛に悩んでいる方は多いと思います。腰椎の椎間板ヘルニアが原因の場合、出っ張った椎間板が神経を圧迫し、神経に炎症を起こしています。この場合は、お医者様から処方された薬を服用し、ある程度ヘルニアが縮退し、炎症が収まるまでの時間が必要です。しかし、病院の検査でヘルニアも、骨の異常も何も無い、と診断されたのに坐骨神経痛がある場合、以下の原因が考えられます。
1.坐骨神経がどこかで圧迫、絞扼されている。特に梨状筋という骨盤内の深層筋です。この場合、その筋肉をユルめてあげれば坐骨神経痛はラクになります。
2.首回りの筋肉に問題がある場合。特に斜角筋という筋肉が固くなっている。普通、首回りの筋肉は腕、手のシビレの原因になりますが、離れた部位である脚にも影響し、症状として坐骨神経痛をおこす場合があります(ロングトラクトサイン)。
3.筋肉が坐骨神経痛に似た痛みを起こす場合。例えば中殿筋という、お尻の側面側の筋肉のトリガーポイント(コリ)が、大腿部からスネの外側に痛みを発生させることがあります。いわば、偽の坐骨神経痛です。
 坐骨神経痛、坐骨神経痛のような痛みが発症した場合、まずは腰近辺に病変が無いか、病院で診察を受けることをお勧めします。診察を受けて特に異常は無いと診断されたが、でも痛い、という場合は上記のようなケースが考えられます。当院で施療いたしますので、ぜひおこし下さい。
2018.04.19 09:55 | 固定リンク | 未分類

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