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　先日いらしたお客様（女性）が、施療後にこんな話をしてくれました。

「いい香りをかぐと、その時の嫌な気持ちの20％を無くしてくれるんだって。いい香りをかぐだけで幸せになれるんだね。幸せって、日常の小さなところにあると思う。最近、トイレで水を流すと『体の中の余分なものを流してくれてありがとう』と言ってる。勢いあまってドアをバタンって閉めたら『ああ、ごめんね』って言ってる。階段を上がる一段、一段に『ありがとう』って言ってる。最近、家族との会話が楽しくなった。」

世の中のみんなが、少しずつでもこんな気持ちになれたら、素晴らしい世界が訪れると思いませんか？私は思います。

　皆さん、趣味はお持ちでしょうか？私には今これといった趣味が無いんです。お客様（特に私が以前いた会社の人）から、「石野さん、お客さんがいない時は何やってるの？」とか「なんか趣味もったほうがいいんじゃない？」なんて言われます。自分でも気分転換のために何かしたいな、とは思うのです。だけど、開業して1年も満たずにそんな身分じゃないな、なんてひとりで決めつけてます。で、新年を迎え、趣味をどうしようか、なんてことを悩むより、今年は基礎的なことをもう一度勉強しよう、やはり努力だ、などと自分ながら勇ましく決意し、解剖学の専門書をネットオークションで4冊も買ってしまいました。どれも解剖学書では名著と言われる本です。新品で買えば1冊1万円以上する本が2千円前後で買えるので、すこし調子にのって買い込みました。お客様が居ない時に読みはじめたのですが、もう、この歳（明日で還暦です！）になると活字だけ目で追って、書いてある本の中身は頭に残っていません。新年の決意はもろくも崩れ去りました。そこで、発想の転換です。そうだ、これは趣味だ。勉強ではなく、あくまで趣味として、図鑑でも楽しく見ているか、のんびり読書でもしている気分で読めばいい。新しい趣味ができたではないか、と自分を納得させます...。趣味で解剖学書を読む今日この頃です。

昨年の4月、開業のお祝いにいただいた蘭が、また花を咲かせてくれました。
一度花を咲かせ終わったのですが、ネットで調べて花の茎を少し切り、水をあげ続けていました。
いただいた時よりだいぶ小さめですが、可愛らしく咲いてくれてます。

　皆さん、すでに初詣には行ったのでしょうか？つい先ほど、ある気功治療家さんのメルマガを見ていたら、神社仏閣でのお祈りの仕方について説明していました。ざっと紹介します。
１．神仏の前で「〇〇がかないますように」「〇〇になりますように」とは祈らない。
　　まずは「こうして無事に生きていられます。」という感謝を捧げる。
２．神仏に自分のパワーを捧げる。
　「世の中が良くなりますように、みんなが幸せになりますように私のパワーを使ってください。」
　　と祈る。神仏に自分のパワーを捧げる、などというと不遜ではないか、と思うかもしれないが、そんなことはない。自分が神仏にパワーを差し出すと、神仏からそれよりはるかに大きなパワーがいただける。
　ということでした。これから初詣に行く予定の方、初詣でなくてもいいと思いますが、神社仏閣にお参りすることがある方、参考にしてください。

　2019年になりました。今年もよろしくお願いします。お正月は、みなさんどのように過ごされたのでしょうか。私は、1日はいろんな治療家さんのセミナー動画を見たり、参考書を拾い読みしたりしていたのですが、外では消防団の出初式が行われていました。外に出て見ていたわけではないのですが、サイレンの音と、消防車のホースから水を放出する音が聞こえてきました。そのうち「すみませ～ん！こっちもお願いしま～す！」という元気な女性の声が聞こえ、すぐ近くで水がまかれている様子でした。そのあと、礼儀ただしく「ありがとうございました！」と消防団にお礼を言っている声がしました。誰だろうな、と思いながらも私は整体院の中でPCの画面に向かっていたのです。
　昨日（1月5日）、すぐ斜め向かいのお宅の方が施療に来院されたのですが、「石野さん、1日は家にいました？」と聞きます。私は「ええ、おりましたよ。」と答えたら、「私、消防団に水を撒いてもらったんです。出初式の水を屋根にかけてもらうとその年の運がよくなるっていうので、以前は良くかけてもらったんですよ。最近は洗濯ものが濡れるので、あまりやらなくなったみたいですね。」とおっしゃいます。あのときの元気な声の主がわかりました。実は、この方、八丈島で機織りをされてます。今年、静岡に戻ってこちらで機織りの仕事をされるご予定とのことです。施療中もその話をしながら楽しい時間を共有させていただきました。新しい事を始める初動はパワーが必要で、大変な事が多いと思いますが、きっと大丈夫！応援しております。