自律神経の調整
2018.08.13
 表題にある通り、自律神経の調整手技を取り入れました。手技、といってもそんな仰々しいものではなく、極めてソフトな顔のマッサージです。開発した先生(某大学医学部教授と、自律神経整体の治療家の協働開発)の理論によると、顔面のある筋肉を支配する神経に柔らかい刺激を与えると、α2という脳波になり、その結果セロトニンというホルモンが分泌される、ということです。効果としては、体のアクセルになる交感神経、ブレーキの副交感神経のバランスが良くなり、体の痛みの原因になる余分な筋肉の緊張は抜けて、姿勢保持などのための筋肉は力が入ってしっかり働くようになる、ということです。スポーツ競技前に施療すればパフォーマンスも向上する効果があります。家内に実験台になってもらい、この顔のマッサージだけ行ったところ、たしかに立位体前屈や頭部の左右廻旋の可動域が向上していました。
 私が今まで行ってきた施療は、副交感神経の働きを良くする、に重点を置いてきました。施療中にお客様が眠ってしまう、お腹が鳴る、等は副交感神経の働きが活発になってきた良いサイン、と思っていましたし、実際そうだと思うのですが、この手技の開発者は、交感神経と副交感神経がバランス良く働くことが大事、と言っていました。今、実験的に取り入れています。自律神経の不調に悩んでいる方、一度試してみませんか?
2018.08.13 10:05 | 固定リンク | 未分類

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