首のコリをほぐして自律神経を整える
2019.05.29

 またネットで面白い記事を見つけました。
「うつ病、パニック障害…心の不調は「首こり」が原因だった!」5月28日の記事で、書いているのは松井孝嘉さんという、脳神経外科のお医者さんです。うつ、パニック障害、慢性疲労症候群といった心、自律神経の不調は、これといった原因が特定できないまま、「ストレスのせい」とされていました。ところが、松井先生は、これらの症状は、首の慢性疲労をとればほとんど完治する、と言っています。
 自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経は心と体を「戦うか、逃げるか」のモードにするアクセルです。副交感神経はブレーキで、心と体をゆったりさせます。松井先生は、ブレーキ役の副交感神経がうまく働かないのがうつなどの症状の原因になる、と言っています。副交感神経である迷走神経は、延髄から伸びて首の筋肉の中を通って胸、腹部まで伸びて心臓、消化器などの内臓の働きを調節しています(背骨の中は通りません)。おそらくは、首の筋肉がこると、迷走神経を締め付けて、神経の滑走性や伝達を悪くするために自律神経の不調がおこる、ということだと思います(添付の図を参照)。
 松井先生は首のこりをほぐすことで、薬漬けにならずに自律神経の症状が完治できる、と言っています。ただ、どんな治療もそうですが、魔法ではないのである程度の治療回数と期間が必要なようです(興味のあるかたは、「頚性神経筋症候群」「首こり、自律神経」でネット検索してください)。

 首こりのある方、当院の施療を受けてみませんか?副交感神経が活性化することは保証いたします。
2019.05.29 07:30 | 固定リンク | 未分類

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