朋有り、遠方より来る
2019.09.13

 昨日、三島からのお客様がいらっしゃいました。今回が2回目です。10年以上前、オートバイの事故で右脚を骨折する大けがをして、そのために左右の脚長差があり、右の膝関節がこわばって重苦しい症状に困っている、ということでした。前回、膝回りの筋肉、関節をリリースする施療を行った所、膝がとても軽くなった、ということでした。...と、こう書くとさも私が遠方からのクライアントが訪れる凄腕治療家みたいですが、実は会社時代の同期生です。
 彼は実家が農家で、家業を継ぐために私よりだいぶ早く退職し、それ以来、20数年ほどはほとんど年賀状のやりとりくらいしかつながりはありませんでした。私が退職して開業した、という情報を他の同期から聞きつけ、施療を受けに来てくれました。懐かしかったですね。
 独身時代は、ちょうど秘湯ブームで、同期の温泉好き仲間数人でよく温泉旅行に行きました。そのときのエピソードとか、会社にいた時のちょっとした事件とか、そしてお互いの近況とか話しながら施療しました。20数年たって、お互い髪の毛は白くなり、お腹は出てきましたが、ものの考え方、というか、本質的なところはあまり変わらないものですね。
 「三島から来るんじゃ、時間かかって、かえって申し訳ないね。」などと言うと、
「そんなことないさ。昔は三島から会社(清水にあります)まで毎日通ったんだぜ。わけないよ。それに、膝をよくしたくて長野の温泉に行ったりしてたけど、ここにくれば長野に行かなくて済むかもしれないし。」と、うれしいことを言ってくれました。
「10月は俺たち農家は刈り入れで忙しいから、次回は11月に来るよ。仕事で体中ガチガチになってると思うよ。」だそうです。11月は腕によりをかけて待ってようと思います。
2019.09.13 09:50 | 固定リンク | 未分類

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