相手に合わせる施療
2018.08.20
最近、痛みを取る新しい技術のDVDを購入しました。わりとシンプルな技術で、痛みを起こしている筋肉に指先で500gの圧を加え(かなりソフトな圧です)、その筋肉を2秒間で収縮、伸張させる、というものです。DVDのPR動画で、リウマチで肘と膝が痛くて動かせない70歳くらいの女性が、10分くらいで肘は動くようになり、歩くのが痛くて車いすだったのが、ゆっくりですが歩けるまでになった治療の場面が紹介されていました。当院でも痛みで来院される方が殆どですので、DVDを購入し、早速勉強しました。DVDを見終わったほとんどその直後、肩の痛みで男のお客様が来院されました。これは早速試してみよう、このお客様で勉強したことを試してみなさい、という見えない力の導きだ、などと喜び勇んで施療したのですが、「なんか、押し方が優しすぎますよ。」と、500gの圧が不満そうです。仕方なく、普段行っている圧(イタ気持ちいいくらい)で施療を行いました。結局、このやり方は、家族に練習台になってもらい、完璧に習得するまでしまっておくことにしました。
普段、痛みを取るために私が行っている施療は、痛みをおこす原因の筋肉(トリガーポイント)を探し出し、そこに圧を加えてユルめる、という方法です。なので、お客様に「ここはどうですか、こっちはどうですか?」と痛みの箇所を聞きながら施療します。しかし、中には施術台に横になるなり眠ってしまうお客様もいます。お客様を起こすのも気の毒なので(そのお客様は眠ことが必要だと思うので)、その場合は私の指先の感覚で、痛みを起こす筋肉を探しながら施療します。自分の施療の型を相手に無理やりあてはめず、お客様に合わせた施療を心がけています。少なくとも今はこのやり方です。
普段、痛みを取るために私が行っている施療は、痛みをおこす原因の筋肉(トリガーポイント)を探し出し、そこに圧を加えてユルめる、という方法です。なので、お客様に「ここはどうですか、こっちはどうですか?」と痛みの箇所を聞きながら施療します。しかし、中には施術台に横になるなり眠ってしまうお客様もいます。お客様を起こすのも気の毒なので(そのお客様は眠ことが必要だと思うので)、その場合は私の指先の感覚で、痛みを起こす筋肉を探しながら施療します。自分の施療の型を相手に無理やりあてはめず、お客様に合わせた施療を心がけています。少なくとも今はこのやり方です。