お客様との会話から(19年5月21日)
2019.05.21
昨日はペット関係のお仕事をされている女性が来院されました。施療しながら、「動物が好きなんです!」といって、ご自分のペットのデグーという種類のネズミ(ネットで見たらとても可愛いです)の話や、最近TVで取り上げられる、動物園での捨て犬やペットショップのオーナーが雲隠れして動物が悲惨な状況になっている事件など、お話しました。
私が、「あんな事件を目にするとアタマにきちゃうでしょう?」と問いかけると、
「いえ、アタマにはこないけど...。まだそんな程度なのかな、って思います。」と答えました。
どういうことか聞いてみると、
「たとえばアメリカでは保護された犬や猫は、施設側がトイレなどのトレーニングをしっかり行います。その動物を引き取りたい、という希望者は面接して、ちゃんと面倒を見てくれるか判断してから譲渡します。殺処分はゼロですよ。日本も早くそうならないかな、って思います。」
ということでした。本当に動物が好きで、情報も集めてるんだな、と感心したのですが、私が一番感心したのは、大好きな動物がひどい仕打ちをされている情報を目にして、感情的にならず、もっと進化した視点からみて、「早くこうなればいいのに。」と思える、反応できることです。
いろんな人達が、「人間の想念は外界に影響する。」と言ってますし、私もこのブログで時々書いてます。毎日、国内外の情報がいろんな媒体から滝のように流れ出ています。理不尽な事柄に憤りを覚える事が少なくないのですが、また情報を流すマスコミが意図的にそのように色付けしていると思えるような事もあるのですが、怒り、猜疑心、不安、といった想念はネガティブなエネルギーをつくり、地球の環境や、地球の外の方々に迷惑をかけてしまうかもしれません。自分が作り出す想念に注意深く、と、お客様との会話で気づかされました。